ウーパールーパーと一緒に飼える生き物6選!混泳するときの注意点も解説

ウーパールーパーと一緒に飼える生き物はコレ!混泳するときの注意点も解説

たくさんの生き物がいる水槽って憧れますよね。

水草やオブジェなどにこだわると、どんどん沼ってしまいそうです。

そこにカラフルな生き物たちが、楽しそうに泳いでいると、さらに素敵な水槽になりますよね。

ここでは、生き物の中でもダントツのかわいさを誇るウーパールーパーと一緒に飼える生き物を紹介していきます。

水槽レイアウトを考えるときの参考にしてください。

ウーパールーパーと他の生き物を飼うときの注意点

ウーパールーパーと他の生き物を飼うときの注意点

まずは、ウーパールーパーを混泳(生き物を数匹で育てること)するときの注意点を紹介しておきますので、必ず確認してください。

そもそもウーパールーパーの混泳はおすすめしない

大前提として、ウーパールーパーの混泳はおすすめしないことを理解しておいてください。

主な理由は次の2つです。

  • ウーパールーパーが食べてしまう
  • ウーパールーパーのエラなどが食べられてしまう

ウーパールーパーは視力が弱いので、目の前を動くものはなんでも食らいついてしまいます。

小さな小魚とウーパールーパーを一緒に育てて、気がついたら「ウーパールーパーが全部小魚を食べてしまった!」という漫画のような状態にもなってしまうので注意しましょう。

また、ウーパールーパーの赤いふさふさのエラは、魚たちが大好きなアカムシやミミズにそっくりなので、エラを食べられてしまうこともよくあります。

ウーパールーパーだけでなく、他の生き物にとってもあまりメリットはありません。

その点だけは理解しておきましょう。

エアレーション

ウーパールーパーにとって適温でなくなる場合も

ウーパールーパーの適切な水温は15〜20℃と言われています。

ウーパールーパーと一緒に飼える生き物は、熱帯魚の場合が多く25℃程度の水温が求められます。

そのため、ウーパールーパーには少し我慢をさせてしまうかもしれません。

しかし、ウーパールーパーは常温で飼育する人もたくさんいて、夏場だけ冷却するような飼い方をしている人もたくさんいます。

ウーパールーパーの個体差もありますが、25℃程度であれば比較的大丈夫なのかなとも思います。

ただ、無理をさせていることには違いありませんので、理解しておきましょう。

デジタル水温計
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ウーパールーパーは混泳OK?

ウーパールーパーと一緒に飼える生き物の特徴

ウーパールーパーと一緒に飼える生き物の特徴

どんな生き物でもウーパールーパーと一緒に飼えるわけではなく、一緒に飼える生き物には特徴があります。

この特徴に合う生き物であれば、ウーパールーパーと一緒に飼える可能性もあるので、探してみましょう。

おとなしい性格であること

攻撃性が強い生き物は、ウーパールーパーのエラや尻尾をすぐ攻撃してしまいます。

できるだけおとなしい性格の生き物にしましょう。

水面で生活する生き物であること

ウーパールーパーは基本的には、水槽の底で生活します。

そのため水槽の上部、水面付近で生活する生き物なら、一緒に飼っていても生活エリアが異なるので、攻撃したりされたりを防ぐことができます。

体のサイズが大きいこと

小さな魚だと、ウーパールーパーに食べられてしまう可能性は十分考えられます。

単純に体のサイズが大きければ食べられてしまうことはありません。

目安として、ウーパールーパーの頭よりも大きい生き物にしましょう。

草食であること

水草や苔を好んで食べる生き物であれば、ウーパールーパーのエラを食べることはありません。

しかし、サイズが小さいと逆にウーパールーパーに食べられてしまうので気をつけましょう。

隠れ家

ウーパールーパーと一緒に飼える生き物

ウーパールーパーと一緒に飼える生き物

ここでは、実際にウーパールーパーと一緒に飼える生き物を紹介していきます。

バタフライフィッシュ

バタフライフィッシュ
体の大きさ13cm程度
適正水温24〜28℃
生活エリア水面近く
値段1,000〜3,000円程度
食性肉食
性格おとなしい

バタフライフィッシュは、蝶のようにエラが広がり水面近くで大人しくしている姿が特徴的な熱帯魚です。

アロワナの仲間ですが、そこまで大きくならずウーパールーパーと同じくらいの大きさになります。

見た目のインパクトも強いので、ウーパールーパーと一緒に飼うことで、強めな印象の水槽をレイアウトすることができそうですね。

ハチェットフィッシュ

ハチェットフィッシュ
体の大きさ3cm程度
適正水温24〜27℃
生活エリア水面近く
値段300〜500円程度
食性肉食
性格おとなしい

ハチェットフィッシュは、お腹の形が特徴的な魚です。

比較的小さな魚ですが、水面近くで生活することと、大きめのお腹のおかげでウーパールーパーには食べられない可能性があります。

ぽっこりお腹のかわいいハチェットフィッシュとウーパールーパーの相性はよさそうですね。

ゴールデン・デルモゲニー

ゴールデン・デルモゲニー
体の大きさ5cm程度
適正水温22〜28℃
生活エリア水面近く
値段300円程度
食性肉食
性格やや攻撃的

ゴールデン・デルモゲニーは、口が尖ったかっこいい魚です。

近くにいる魚には、少し攻撃的ですが、ゴールデン・デルモゲニーは底に潜ることができないので、ウーパールーパーとケンカすることはありません。

クラウンキリー

クラウンキリー
体の大きさ3cm程度
適正水温22〜29℃
生活エリア水面近く
値段300〜500円程度
食性肉食
性格おとなしい

クラウンキリーは、ピエロメダカと呼ばれているカラフルでかわいい小魚です。

基本的に水面に張り付くように生活しているので、ウーパールーパーに食べられることは少ないでしょう。

水槽の底にはウーパールーパーがいて、水面近くにはカラフルなクラウンキリーが泳いでいたら素敵な水槽になりますね。

ミニブッシープレコ

体の大きさ12cm程度
適正水温24〜25℃
生活エリア水底
値段1,000円程度
食性草食
性格おとなしい

ミニブッシープレコはナマズの仲間です。

吸盤型の口が特徴的で、壁や石にこびりついている苔や藻などをなめとる特徴があります。

そのため、ウーパールーパーのエラには見向きもしないでしょう。

また、水槽の掃除屋とも呼ばれていて、水槽を綺麗にしてくれるのでおすすめです。

淡水カレイ

淡水カレイ
体の大きさ10cm程度
適正水温25〜28℃
生活エリア水底
値段1,000円程度
食性肉食
性格おとなしい

カレイは海だけでなく、淡水でも生活しています。

底砂に紛れてじっとしていることが多いので、ウーパールーパーも気づかず乗っかっているときもあるほどです。

まとめ:特徴をよく理解して一緒に住めるか考えよう!

ここまで紹介してきたように、基本的にはウーパールーパーと他の生き物を一緒に飼うことはおすすめしません。

そのことは大前提として確認しておいてください。

  • おとなしい性格
  • 水面で生活
  • 体のサイズが大きい
  • 草食

といった特徴をよく理解してウーパールーパーと一緒に生活できる生き物を探しましょう。