ウーパールーパーと聞いて、皆さんはどんな姿を思い浮かべますか? おそらくほとんどの方が、「うすいピンク色の体に、黒いちょんちょんとしたお目目」の姿を想像するのではないでしょうか。
でも実は、ウーパールーパーにはピンク色以外にも、全身が真っ黒な子や、迷彩柄で恐竜のような子、さらには黄金にキラキラ輝く子など、個性豊かな色の種類(カラーバリエーション)がたくさんいるんです!
私が初めて両生類専門のペットショップに行ったとき、色とりどりのウパちゃんたちが水槽に並んでいるのを見て、「えっ、こんなにいろんな色があるの!?」と大興奮したのを今でも覚えています。
これからウーパールーパーをお迎えしようとしている方にとって、「どの子を選ぼうか」と悩む時間は最高に楽しいですよね。 そこで今回は、ウーパールーパーの代表的な5つの色の種類とそれぞれの特徴、そして「色による飼いやすさの違い」について、愛情たっぷりに解説していきます!
ウーパールーパーの人気カラー5種類!それぞれの特徴と魅力
ウーパールーパーの体の作りはみんな同じですが、遺伝的な色素の違いによって大きく5つのカラーに分けられます。それぞれ全く違う魅力を持っているので、順番にご紹介しますね。

1. 王道の愛されカラー「リューシスティック(白体に黒目)」

- レア度
★☆☆☆☆(一番入手しやすい) - 特徴
うすいピンク(白)の体に、真っ黒な瞳。
「ウーパールーパーといえばこれ!」という一番人気の定番カラーです。テレビやキャラクターのモチーフになるのも、ほとんどがこのリューシスティック(通称:リューシ)ですね。 黒目がちのお顔は本当に愛嬌があって、こちらをじーっと見つめてくる姿はたまりません。
【豆知識】
リューシの子は、成長するにつれて顔の周りやエラに「黒いソバカス」のような模様が出ることがよくあります。初心者の頃、私は「病気!?汚れ!?」と焦りましたが、これはただの模様(色素の沈着)なので安心してください。このソバカスが、あの子たちの「個性」になっていくんですよ。
2. 神秘的な純白の妖精「アルビノ(白体に白・赤目)」

- レア度
★★☆☆☆ - 特徴
黒い色素を持たないため、体は真っ白で、目が白やピンク(赤)色。
リューシと似ていますが、「目」を見るとすぐに違いがわかります。黒い色素が全くないため、ソバカスも絶対にできません。 エラの赤いフサフサと、透き通るような白いボディのコントラストが本当に美しく、水槽の中を泳ぐ姿はまるで妖精のようです。ただ、後述しますが「視力が弱い」という特徴があるため、少しだけお世話に気を使います。
3. キラキラ輝く水槽の主役「ゴールデン」

- レア度
★★★★☆(やや入手しにくい) - 特徴
全身が黄色〜オレンジ色で、キラキラしたラメ模様(斑点)がある。
実はゴールデンも「アルビノ」の仲間なのですが、黄色い色素と、光を反射する細胞をたっぷり持っています。そのため、水槽の照明が当たると、まるで金箔をまぶしたように全身がキラキラと輝くんです! 「一番美しいウーパールーパー」と呼ぶ愛好家も多い、大人気のカラーです。専門店に行かないと、なかなか出会えないかもしれません。
4. 小さな恐竜みたい!「マーブル」

- レア度
★★★☆☆ - 特徴
茶色や緑がかったベースに、黒のマダラ模様(迷彩柄)。
「かわいい」というより「カッコいい」「ワイルド」という言葉が似合うのがマーブルです。 幼い頃はただの茶色いオタマジャクシのように見えることもありますが、大きく育つとイグアナやドラゴンのような大迫力の姿に変身します!模様の入り方は1匹として同じものがないため、「世界に一匹だけ」の特別感を味わえるのが最大の魅力です。
5. シックで愛嬌バツグン「ブラック」

- レア度
★★★☆☆ - 特徴
全身が真っ黒、または濃いグレー。
その名の通り、全身が黒いウーパールーパーです。ベビーの頃は色が薄く、青っぽく見えるため「ブルー」と呼ばれることもあります。 体が黒いため、パッチリした黒目は少し見えにくいのですが、それが逆に「どこを見ているのかわからない」という独特の愛嬌を生み出しています。モノトーンで引き締まった姿は、水草の緑色にとてもよく映えますよ。
色によって性格や寿命、飼いやすさは違うの?
「ピンクの子は大人しい?」「黒い子は強い?」など、色による性格や寿命の違いを気にする方もいらっしゃいますよね。 ここでは、色による性質の違いについて、私の経験をもとにお話しします。
性格や寿命に「色による絶対の差」はない
結論から言うと、「この色だから寿命が短い」「この色だから気が荒い」といった明確な証拠はありません。寿命も、適切な環境で育てればどの色でも10年程度は生きてくれます。
性格に関しては、完全に「その子自身の個性」です! 私が飼っていたリューシは一日中水槽を歩き回るおてんば娘でしたが、友人のリューシはずっと土管の中で寝ているおっとりさんでした(笑)。お店でじっくり観察して、ピンときた性格の子を選ぶのが一番ですね。


【超重要】アルビノとゴールデンは「視力」と「光」に注意!
ただし、飼育の難易度に関しては、色によって明確な違いがあります。
黒い色素を持たないアルビノとゴールデン(アルビノ系)は、他の種類に比べて極端に視力が弱く、強い光(紫外線)に敏感という特徴を持っています。
- エサやりはピンセットで
視力が弱いため、上からエサを落としても全く気づきません。ピンセットで鼻先まで持っていき、匂いで気づかせてあげる必要があります。 - 混泳(多頭飼い)はNG
目の前で動くものは「エサだ!」と反射的に噛み付いてしまいます。他のウパちゃんのエラを噛みちぎる(共食い)事故が多発するため、単独飼育が鉄則です。 - 優しい照明と隠れ家を
まぶしい光が苦手なので、直射日光は厳禁。必ず土管などの「暗い隠れ家」を用意してあげてください。
アルビノ系をお迎えする場合は、この「少しデリケートな部分」をしっかり理解して、優しくサポートしてあげる愛情が必要になります。

※【重要】本記事は個人の飼育経験と一般的な科学知識に基づく情報です。異変がある場合は、すぐに両生類を診察できる獣医師に相談してください。
初心者さん必見!お迎えするウパちゃんの選び方
「結局、どの色を選べばいいか迷っちゃう…」という方へ。 飼育環境や経験に合わせた、ベテラン目線での選び方のアドバイスです。
初めてなら「リューシ」「ブラック」「マーブル」が安心!
ウーパールーパーの飼育自体が初めてという方には、視力がある程度しっかりしていて、エサを探すのが上手なリューシスティック、ブラック、マーブルの3種類が圧倒的におすすめです。
特にリューシスティックは、一番流通量が多いため、健康で元気な個体に出会いやすいという大きなメリットがあります。「エサを落としたら、自分で見つけて食べてくれる」というのは、初心者さんにとってかなり安心できるポイントですよ。


出会いの時期と価格の目安
ウーパールーパーは春に繁殖期を迎えるため、3月〜6月頃にかけて、ベビーサイズの子たちがお店にたくさん並びます。この時期なら、珍しいマーブルやブラック、ゴールデンにも出会える確率がグッと上がります!
- リューシ・ブラック・マーブル:約1,000円〜2,500円
- アルビノ・ゴールデン:約2,000円〜4,000円
珍しい色は少しだけお値段が高くなりますが、それでも数千円の差です。値段よりも、「この子だ!」とビビッときたインスピレーションを大切にしてくださいね。


まとめ:どの色でも、あなたの最高のパートナーに!
今回は、ウーパールーパーの色の種類とそれぞれの特徴についてお話ししました。 ポイントを振り返りましょう。
- 基本のカラーは「リューシ・アルビノ・ゴールデン・マーブル・ブラック」の5種類。
- 色によって「性格」や「寿命」は変わらない。すべてはその子の個性!
- アルビノとゴールデンは視力が弱いため、ピンセット給餌と単独飼育が必須。
- 初心者さんには、お世話がしやすい「リューシ・ブラック・マーブル」がおすすめ。
色々な種類をご紹介しましたが、いざペットショップで目が合うと、カラーの希望なんて吹き飛んでしまうくらい、どの子も本当に可愛いんです(笑)。
水槽の中でマイペースにエラを揺らしているその子は、あなたが愛情をかければかけるほど、愛嬌たっぷりの「家族」になってくれます。 ぜひ、ご自身のライフスタイルと直感を信じて、最高のパートナーを見つけてくださいね!
あなたと、運命のウパちゃんとの素敵な出会いを心から応援しています!


コメント