「ウパちゃんをお迎えするけど、餌は何を買えばいいんだろう?」「いま与えている餌でいいのかな?」と迷っていませんか。
ペットショップやネットを見ると、ウーパールーパー用の餌だけでもいくつも種類があって、正直どれを選んでも同じに見えますよね。わたしも最初のとき、店員さんにすすめられた餌をそのまま買って、あとから「もっと合うものがあったのでは」と調べ直した経験があります。
結論からいうと、そろえるべきは「主食にする人工飼料をひとつ」と「副食の冷凍赤虫」の2つだけです。あとは成長段階や体調に応じて足していけば十分です。
この記事では、実際の飼育で選択肢になる餌を目的別に整理して、それぞれどんなときに向いているかをまとめました。
まず最初にそろえるのは「人工飼料ひとつ」だけでいい
お迎え前に用意するなら、ウーパールーパー用の人工飼料をひとつ選べば大丈夫です。
人工飼料をすすめる理由は3つあります。ひとつめは、カルシウムやビタミンなど必要な栄養がまとめて入っていること。ふたつめは、常温で保存できて扱いが楽なこと。そして3つめが、水を汚しにくいことです。
生き餌のほうが食いつきは良いのですが、毎回買いに行く手間がかかりますし、生き餌だけでは栄養が偏ります。まずは人工飼料を軸にして、慣れてきたら他の餌を足していくのが失敗しにくい進め方です。
粒の大きさは、ウパちゃんの口の幅の1/3以下が目安です。体長10cm前後までは小粒、それ以上に育ったら大粒に切り替えます。迷ったら小粒を選んでおくほうが安全です。大きすぎる餌は飲み込んだあとに吐き戻す原因になります。
主食にする人工飼料|定番の3種類
ひかりウーパールーパー
ウーパールーパー用の餌として最も見かけるのがこちらです。沈下性なので底で待っているウパちゃんが食べやすく、水中でも崩れにくいのが特徴です。
小粒と大粒があるので、体長に合わせて選んでください。まず1袋目としてはこれを選んでおけば間違いがありません。
体長15cmを超えて大粒に切り替えるならこちらです。
コメット ウーパールーパーの主食
こちらも定番の人工飼料です。粒が水を吸ってやわらかくなるのが早いため、口が小さい個体や、餌に慣れていない子でも食べやすい印象があります。
吉田飼料 トレビオ
養殖飼料メーカーがつくっているウーパールーパー用の餌です。粒が硬めで水中で形が保たれるので、食べ残しを回収しやすいという利点があります。水を汚したくない方に向いています。
ニチドウ ウーパーフード スペシャルランチ
嗜好性を高めた配合で、人工飼料をなかなか食べてくれない子に試す選択肢として持っておくと安心です。うちのウパちゃんも、拒食気味だったときにこれで食べてくれたことがありました。
副食にそろえたい「冷凍赤虫」
人工飼料と並んで用意しておきたいのが冷凍赤虫です。ユスリカの幼虫を冷凍したもので、ウパちゃんの食いつきは人工飼料よりはるかに良いです。
冷凍赤虫の強みは、消化がよくて胃に負担がかからないことです。餌を食べなくなったとき、病気から回復した直後、水温が下がって消化力が落ちている時期など、体調が万全でないときのリカバリー食として頼りになります。
わたしは冷凍庫に常備していて、食欲が落ちたと感じたときにまずこれを試すようにしています。人工飼料を吐き戻していた子が、冷凍赤虫だけは食べてくれたということが何度もありました。
キューブ状に小分けされているタイプが扱いやすく、必要な分だけ解凍して使えます。
紫外線処理をして雑菌を減らしたタイプもあります。水質への影響が気になる場合や、体調を崩している個体に与える場合はこちらが安心です。
冷凍庫のスペースがない場合は、乾燥タイプという選択肢もあります。栄養価や食いつきでは冷凍にやや劣りますが、常温保存できる手軽さがあります。
稚ウパ(赤ちゃん)には専用の餌が必要です
孵化したばかりの稚ウパは、人工飼料も冷凍赤虫も口に入りません。ブラインシュリンプという極小の甲殻類を孵化させて与えるのが基本になります。
卵の状態で売られていて、塩水に入れて空気を送ると1日ほどで孵化します。手間はかかりますが、稚ウパの時期はこれ以外に選択肢がほとんどありません。繁殖に挑戦する予定があるなら、卵が生まれる前に準備しておきましょう。
体長3cmを超えたあたりから、冷凍赤虫を細かくちぎったものに切り替えていきます。
生き餌を与えるなら
食いつきという点では、生きて動いている餌にかなうものはありません。拒食が続いてどうしても食べないときの最終手段として使われることもあります。
ただし生き餌には注意点があります。外から持ち込んだ個体が寄生虫や病原菌を持っている可能性があること、そして生き餌だけでは栄養が偏ることです。主食にはせず、あくまで補助として与えるのが安全です。
飼育用として流通しているメダカであれば、比較的リスクが低く扱いやすいです。
あると格段に楽になる道具
餌やり用のピンセット
冷凍赤虫を与えるとき、手で入れると水槽の中で散らばってしまいます。ピンセットがあればウパちゃんの目の前に運べるので、食べ残しが激減します。
先端にゴムがついているタイプを選んでください。金属がむき出しのものは、勢いよく食いついてきたときに口や歯を傷つけることがあります。少し長め(25cm以上)だと手を濡らさずに済みます。
留守にするときの自動給餌器
数日家を空けるとき、人工飼料であれば自動給餌器で対応できます。成体は数日食べなくても大丈夫ですが、1週間を超えるようなら用意しておくと安心です。
なお冷凍赤虫は自動給餌器では使えません。留守にする前後は人工飼料に切り替えておきましょう。
目的別のまとめ
| こんなとき | 選ぶもの |
|---|---|
| これから飼いはじめる | 人工飼料(小粒)ひとつ |
| 体長15cmを超えた | 人工飼料を大粒に切り替え |
| 餌を食べなくなった | 冷凍赤虫に切り替えてみる |
| 病気から回復したばかり | 冷凍赤虫(消化がよい) |
| 稚ウパを育てる | ブラインシュリンプの卵 |
| 数日家を空ける | 自動給餌器+人工飼料 |
最低限そろえるなら、人工飼料ひとつと冷凍赤虫。この2つがあれば、日々の給餌から体調を崩したときの対応まで、ひととおりカバーできます。
よくある質問
- 人工飼料と冷凍赤虫、どちらを主食にすべきですか?
-
人工飼料を主食にして、冷凍赤虫を週に1〜2回の副食にするのがおすすめです。冷凍赤虫は嗜好性が高いぶん、そればかり与えていると人工飼料を食べなくなることがあります。栄養バランスの面でも、人工飼料を軸にしたほうが安定します。
- 餌が切れてしまいました。代わりになるものはありますか?
-
冷凍のエビや、味付けをしていない刺身用の魚を小さく切ったもので一時的にしのぐことはできます。ただし栄養が偏るため、あくまで数日の応急処置と考えてください。詳しくは餌がないときの代用品の記事にまとめています。
- 餌の頻度と量はどのくらいですか?
-
成体なら2〜3日に1回、1回の量は頭の大きさ程度が目安です。成長段階によって変わるので、餌の頻度と量の記事を参考にしてください。与えすぎは吐き戻しやぷかぷか病の原因になります。
まとめ
- まずそろえるのは人工飼料ひとつ。これだけでも飼育は始められます
- 粒の大きさは口の幅の1/3以下。迷ったら小粒を選ぶ
- 冷凍赤虫は消化がよく、食欲が落ちたときや回復期の頼れる一手
- 稚ウパにはブラインシュリンプが必須。繁殖前に準備を
- 生き餌は補助として。主食にはしない
- ゴム先のピンセットがあると食べ残しが激減する
餌選びで悩む時間は、実はそれほど長くありません。人工飼料と冷凍赤虫をそろえてしまえば、あとはウパちゃんの反応を見ながら調整していくだけです。
あわせて読みたい


コメント